「金融車って違法なんじゃないの?」「金融車を売買すると逮捕されるって本当?」——金融車について調べていると、こんな不安を感じる情報を目にすることがあるかもしれません。
結論から言うと、金融車そのものや、金融車の売買が即座に違法になるわけではありません。ただし、扱い方によっては法的なリスクがあるのも事実です。
この記事では、金融車の法的な位置づけ、違法と判断されるケース、安心して売却するためのポイントをわかりやすく解説します。
そもそも金融車とは?
金融車とは、もともと「車を担保にお金を借りた人が、返済できなくなって貸金業者などの手に渡った車」のことを指します。
多くの場合、車検証上の所有者(ローン会社や販売店)の名義はそのままで、所有権が移っていない状態で流通します。そのため、扱う側にとっては相場と異なる価格で取引される一方で、名義変更ができないなどの注意点もあります。
「金融流れ」「ノンメンテ」などと呼ばれることもあり、車自体に違法性があるわけではなく、流通経路に特徴がある車だと考えるとわかりやすいかもしれません。
金融車の売買は違法なのか?
金融車の売買そのものを直接的に禁止する法律は、現時点では確認されていません。つまり、金融車を取り扱うこと自体が違法になるわけではありません。
ただし、状況によっては法的に問題になるケースがあります。次の章で具体的に見ていきます。
違法と判断される可能性があるケース
金融車に関わる取引のなかで、以下のようなケースは違法行為と判断される可能性があります。
1. 元の所有者に無断で売却する
ローン中の車には、車検証上の所有者(ローン会社やディーラー)の所有権が残っている場合があります。この所有権者の同意なく勝手に売却すると、横領罪や背任罪に問われる可能性があります。
2. 盗難車や不正に取得された車を扱う
当然のことながら、盗難車や不正に取得された車を売買することは違法です。「金融車」と称してこうした車が流通するケースもまれにあるため、出所がはっきりしている車だけを取り扱う、信頼できる買取業者に相談することが大切です。
3. 車庫飛ばしや脱税につながる取引
所有者の住所と実際に車を使用している場所が異なる「車庫飛ばし」や、自動車税を意図的に免れる行為は、法令違反にあたります。金融車の特性上、こうした問題が生じやすいので注意が必要です。
4. 無許可営業による販売・買取
中古車の売買を業として行う場合、古物商許可が必要です。無許可で金融車を売買することは古物営業法違反となります。買取を依頼する側も、許可を持つ業者に相談することが安心につながります。
金融車を売却するときに気をつけたいポイント
「ローンが残っている車を売りたい」「いま乗っている車が金融車にあたるかもしれない」という場合、安心して進めるために以下のポイントを確認してください。
車検証の「所有者」欄を確認する
車検証の「所有者」がローン会社や販売店になっている場合は、所有権留保の状態です。このまま無断で売却することはできません。所有権者の同意を得る、または所定の手続きで所有権を解除してから売却する必要があります。
古物商許可を持つ業者に相談する
金融車の取り扱いに慣れていて、古物商許可をきちんと取得している業者を選ぶことが大切です。許可番号は店頭やホームページに明示されているのが一般的なので、確認してみてください。
書類の手続きを丁寧にする業者を選ぶ
名義変更や所有権解除の手続きをきちんとサポートしてくれる業者であれば、後々のトラブルを避けられます。「とりあえず買い取って終わり」という業者ではなく、書類処理まで責任を持って対応してくれるかを確認しましょう。
金融車を少しでも高く売るためのポイント
金融車は通常の中古車とは違う取引になるため、少しでも納得のいく金額で売却するためにいくつか押さえておきたいポイントがあります。
金融車専門の買取業者に依頼する
通常の中古車買取店では、金融車やローン中の車の買取を断られることがほとんどです。金融車の取り扱いに慣れた専門業者であれば、車そのものの価値を正しく評価してくれるため、結果的に高い金額がつきやすくなります。
必要書類をあらかじめ準備しておく
車検証、自賠責保険証、自動車税の納税証明書などをあらかじめ用意しておくと、査定から買取までがスムーズに進みます。手続きが滞らないことで、業者側も適正な金額を提示しやすくなります。
車の状態をできるだけ整えておく
洗車や車内清掃はもちろん、定期的なメンテナンス記録があると査定額にプラスになります。すでに故障している場合は、自分で修理に出すよりも、現状のまま査定を依頼するほうが結果的に得になることが多いので、まずは相談してみてください。
よくある質問
Q. 金融車を持っていると逮捕されますか?
金融車を所有しているだけで逮捕されることは基本的にありません。ただし、盗難車だと知りながら使用したり、不正な手段で取得した車を売買したりした場合は、刑事責任を問われる可能性があります。
Q. ローン中の車を金融車として売るのは違法ですか?
ローン中の車を売ること自体が直ちに違法になるわけではありません。ただし、所有権者(ローン会社など)の同意なく無断で売却すると、横領罪などに問われる可能性があります。専門の業者に相談しながら、適切な手続きで進めることが大切です。
Q. 金融車を買い取ってもらうことはできますか?
はい、金融車の買取に対応している専門業者であれば可能です。通常の中古車買取店では対応できないケースでも、ローン残債の処理や書類手続きまでサポートしてくれる業者があります。
Q. 査定だけでもお願いできますか?
はい、査定のみのご相談も問題ありません。匿名で対応してもらえる業者もあるため、「まずは金額だけ知りたい」という段階でも安心してお問い合わせいただけます。
Q. 自分の車が金融車として扱われる状態かどうか、自分で判断できますか?
車検証の「所有者」欄を見れば確認できます。ローン会社や販売店の名前になっていれば、所有権留保の状態です。判断に迷う場合は、専門業者に相談すれば確認してもらえます。
まとめ
金融車について大切なポイントを整理すると、以下のとおりです。
- 金融車そのものや、金融車の売買が直ちに違法になるわけではない
- 無断売却・盗難車の取り扱い・無許可営業などは違法になる可能性がある
- 車検証の「所有者」欄を必ず確認することが第一歩
- 古物商許可を持ち、書類手続きを丁寧に行う業者に相談するのが安心
カーワールドは、金融車・ローン中の車の買取を専門に取り扱う業者です。古物商許可のもと、法令を遵守したうえで、書類の手続きまで責任を持って対応します。「自分の車が金融車にあたるかもしれない」「ローンが残っている車を安心して売りたい」という方は、お気軽にご相談ください。匿名でのお問い合わせや、査定のみのご依頼も歓迎しております。
金融車を安心して売却したい方は、金融車買取サービスのページもあわせてご覧ください。
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